2016年2月26日にバンコクにて中核拠点の開所式及び協力覚書調印式を開催しました。
内容
2016年2月26日に、JASTIPの旗振り役である中核拠点の開所式をバンコクにて開催いたします。ASEANの科学技術外交に関わる研究者や政策担当者、日ASEANの研究連携を推進する第一線の研究者をお招きし、開所式とともに、協力覚書の調印式と記者会見も同時に挙行いたします。
日時
場所
プログラム
17:30 – 18:00 | Registration |
18:00 – 19:00 | JASTIP Opening and Signing Ceremony |
18:00 – 18:25 | Opening Addresses
- Mr. Kazuo Todani, Deputy Minister of Education, Culture, Sports, Science and Technology, MEXT, Japan - Mr. Hideo Fukushima, Chargés d' affaires ad interim, Embassy of Japan in Thailand - Dr. Weerapong Pairsuwan, Permanent Secretary, Ministry of Science and Technology, Thailand - Ms. Yoshiko Shirokizawa, Executive Director, Japan Science and Technology Agency, Japan - Mr. Alexander A. Lim, Head of Science and Technology Division, ASEAN Secretariat |
18:25 – 18:35 | Introduction of JASTIP
- Prof. Yasuyuki Kono (Project Leader of JASTIP / Director, Center for Southeast Asian Studies, Kyoto University) |
18:35 – 18:50 | Signing Ceremony of MoC
Signers: - Prof. Juichi Yamagiwa, President, Kyoto University (signed) - Prof. Iskandar Zulkarnain, Chairman, LIPI - Prof. Datuk Ir. Dr. Wahid Omar, Vice-Chancellor, UTM (signed) - Dr. Thaweesak Koanantakool, President, NSTDA Witnesses: - Prof. Kayo Inaba, Execurive Vice President, Kyoto University - Prof. Enny Sudarmonowati, Deputy Chairman for Life Science, LIPI - Prof. Rubiyah Yusof, Dean, MJIIT - Dr. Chadamas Thuvasethakul, Executive Vice President, NSTDA |
18:50 – 19:00 | Photo Session |
19:00 – 21:00 | Reception (*JASTIP Press Conference: 19:00 – 19:30) |
Welcome Remarks
- Dr. Thaweesak Koanantakool, President, NSTDA - Prof. Kayo Inaba, Executive Vice President, Kyoto University
Closing Remarks - Prof. Iskandar Zulkarnain, Chairman, LIPI - Prof. Rubiyah Yusof, Dean, MJIIT - Prof. Yoshimori Honkura, Program Officer, JST |
開催報告
中核拠点のオープニングセレモニーおよびMoC調印式をタイ王国・バンコクにて行いました。
在タイ日本国大使館大使公邸を会場として、日本・タイおよびASEAN各国の政府関係者、大学関係者および在タイ民間企業関係者等100名余の出席をいただきました。
オープニン グセレモニーでは、戸谷一夫 文部科学審議官の式辞に続き、福島秀夫 在タイ日本国大使館臨時代理大使(次席公使)、Weerapong Pairsuwan タイ科学技術省事務次官、白木澤佳子 科学技術振興機構理事およびAlexander A. Lim ASEAN事務局課長から祝辞をいただきました。
引き続き、JASTIP事業の研究代表者である河野泰之 東南アジア研究所長が、事業の趣旨についてプレゼンテーションを行いました。
同事業は、日ASEANが直面する地球規模課題である「環境・エネルギー」、「生物資源・生物多様性」および「防災」の3分野に焦点をあてた持続可能開発研究を日ASEAN研究者のイニシアティブで推進し、持続可能社会への転換を先導するソーシャル・イノベーションを加速化しようとするものであることが説明され、加えて、それらの活動をより「顔がみえる」、「顔をみてもらえる」ものとするために、日ASEANの科学技術協力に関するプラットフォームを構築することが述べられました。
さらに、JASTIP事業における三つのサテライト拠点の代表者であるThaweesak タイ国立科学技術開発庁長官、Iskandar インドネシア科学院長およびWahid マレーシア工科大学副学長と、京都大学 山極壽一 総長によって(京都大学からは稲葉カヨ 理事・副学長が代表者として代理出席)、事業推進に向けた協力に係る覚書(MoC)に調印がなされました。
その後のレセプションでは、今後のASEAN各国との交流推進に向けた歓談が行われました。
また、レセプションと並行してJASTIP事業に関する記者会見を実施しました。