e-ASIA共同研究プログラム 「サトウキビ収穫廃棄物の統合バイオファイナリー」

JASTIP WP3サブリーダー 生存圏研究所 渡辺隆司 所長・教授の研究提案が、JST e-ASIA共同研究プログラム「代替エネルギー」分野で採択されたことを受け、2019年2月3日にバンコクで準備会合を行いました。

本課題「サトウキビ収穫廃棄物の統合バイオファイナリー」はJASTIP-Netから始まった国際共同研究で、京都大学生存圏研究所・エネルギー理工学研究所・エネルギー科学研究科のほか、タイの国立科学技術開発庁(NSTDA)およびチェンマイ大学、インドネシア科学院(LIPI)、ラオス国立大学が連携し、サトウキビ残滓を高付加価値物に変換し、地域社会の再生に寄与することを3年間で目指します。今回のプレミーテイングでは、主要メンバーがバンコクの京都大学ASEAN拠点に集まり、参加者・マッチングファンド・研究計画・法令遵守等について意見交換を行いました。正式なプロジェクトの開始は2019年4月からになります。

またJST e-ASIA共同研究プログラム「代替エネルギー」分野では、バイオリファイナリープロジェクトと同様に過去のJASTIP-Netから派生した国際共同研究提案である「ASEAN地域の持続可能な発展を目指した藻類からのバイオエネルギー開発」(研究代表 熊本大学 アルマンド・キタイン教授)が採択されています。

参考リンク:

https://www.jst.go.jp/pr/info/info1357/besshi1.html

http://www.the-easia.org/jrp/pdf/1_Bioenergy_7th.pdf