環境・エネルギー分野
活動内容
環境・エネルギーサテライト拠点は、パサンタニ市(タイ)のタイサイエンス パークにあるタイ国立科学技術開発庁(NSTDA)内に設置し、ASEAN地域の持続可能な発展に供する再生可能エネルギー開発のための研究開発を実施します。 主な活動は以下の通りです。
- SATREPSプログラムで開発している「溶媒改質法による低品位炭やバイオマスの効率的利用」技術の改良と、ASEAN諸国への普及
- 「溶媒改質法」以外のバイオマスエネルギー技術や、光触媒や太陽電池材料等の再生可能エネルギーに必要な材料開発に関する共同研究
- 再生可能エネルギーシステムの普及促進に寄与する共同研究
- NSTDAが実施している、再生可能エネルギー開発やエネルギー政策等のプログラムを拡張した日ASEAN共同研究
- NSTDAが有する既存のASEANネットワークを活用した共同研究
また、アジア学術ネットワークであるSEE Forum活動やAUN/SEED-NET事業とも連携することで、再生可能エネルギーのASEAN域内での研究開発・人材育成を行い、SDGsの実現への貢献を目指します。
メンバー
研究リーダー
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大垣 英明
京都大学
エネルギー理工学研究所・教授
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石原 慶一
京都大学大学院
エネルギー科学研究科・教授
新着情報
イベント
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日時:2023年5月12日
場所:Centara Grand at Central Ladprao, Bangkok, Thailand
内容:We are pleased to announce our upcoming event "Workshop to Commemorate 50 Years of ASEAN-Japan Friendship and Cooperation" entitled "Shaping Future Vision of ASEAN-Japan Friendship through Science, Te...
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日時:2021/12/13 15:00-18:00 (日本時間), 12/14 16:00-19:00 (日本時間)
場所:オンライン (Zoom ウェビナー)
内容:JASTIP (日ASEAN科学技術イノベーション共同研究拠点)は2021年12月13日、14日の両日に、近年その社会的課題解決に貢献する科学研究プロジェクトのより効果的な推進という観点から、その必要性に関して各国で認知が高まっているSTIコーディネーターの人材育成とその活用をテーマにシンポジウムを開催しました。
シンポジウムの開催概要は、京都大学学術研究支援室のページでご覧頂けます (リン...
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日時:Application deadline: the 1st submission by 15 August 2019 19:00 & the 2nd submission by 10 September 2019 19:00 (Japanese Standard Time)
内容:[Important notice] Due to the final call for the current phase of JASTIP (till August 2020), the schedule of JASTIP-Net 2019 is changed from JASTIP-Net 2018 due to the programme duration.
Call for r...
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日時:2018年11月30日
場所:Chatrium Hotel Riverside Bangkok
内容:科学技術の発展とその成果の社会実装が、社会の持続的発展のために必須であり、持続可能なエネルギーシステムの確立は、SDGsのGoal 7として取り上げられているように現実の社会に重要である。しかしながら、研究開発の成果を社会貢献に結実させる道筋を明確に描いている研究組織は多いとは言い難い。更に、社会実装が急がれるASEANにおいて、SATREPSやe-Asiaに代表される日―ASEANの協働プログラムへの期待は大きく、プログラム間、それぞれの実施プロジェクトの連携により、更なる効果が見込まれている。
このような状況の下、日-ASEAN共同研究のプラットフォームであるJASTIPでは、特にバイオエネルギー分野における日―ASEAN共同研究の成果の社会貢献(実装)に焦点を当てたシンポジウムを、Joint Graduate School of Energy and Environment (JGSEE)が開催する、Sustainable Energy and Environment Conference (SEE2018)の3日目に、パラレル枠にて本シンポジウムを開催する。
本シンポジウムにはSATREPSやe-Asiaにて既に国際共同研究成果を生み出して来ているグループから、その成果の社会実装に関して発表・討論を行いより良いネットワークや今後の発展について議論を深めることを目
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日時:2018年10月16-18日
場所:マレーシア クアラルンプール サマサマホテル
内容:第5回JASTIPシンポジウムが10月16-18日(19日は現地視察)がマレーシア・クアラルンプールで開催されます。今回はシンポジウムのテーマを"Disaster Risk Reducation & Enviornmental Sustainability for Social Resilience"とし、JASTIPで取り組んでいる環境・エネルギー分野、生物多様性・生物資源分野、防災分野...
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日時:2017年7月3日(月)、4日(火)
場所:タイ科学技術開発庁(NSTDA)Grand Hall, Thailand Science Park Convention Center 111 Thailand Science Park, Phahonyothin Road, Khlong Nueng, Khlong Luang, Pathum Thani 12120, タイランド
内容:日・タイ修好130周年記念事業
シンポジウムタイトル:
“Biomass to Energy, Chemicals and Functional Materials”
開催目的:
JASTIPは、オールジャパン、オールASEANによる持続可能な開発に向けた研究のためのプラットフォームの構築を目指し、カウンターパートナーであるタイ国科学技術庁研究所(NSTDA)、インドネシア科学院(LIPI)、マレーシア日本国際工科院(MJIIT)に共同研究拠点を設置して、各々環境・エネルギー分野、生物資源・生物多様性分野、防災分野の3分野に焦点をあてて日ASEANの多様な関係者とともに共同研究を推進しています。
本シンポジウムでは、環境・エネルギー分野と生物資源・生物多様性分野に跨るバイオリファイナリー研究ついて、活発にASEANとの国際共同研究を行っている研究者に現状・課題についてご紹介頂くと共に、それぞれの具体的なASEANでの取り組みについて活動状況・成果、今後の展望について発表して頂く予定です。また、JASTIPのカウンターパートナーであるタイ国科学技術庁研究所(NSTDA)及びインドネシア科学院(LIPI)におけるバイオリファイナリー研究の紹介、更にはタイ国にてバイオリファイナリーに関連する企業を招いて、事業活動についてご紹介頂く予定です。
バイオリフ
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内容:環境・エネルギー分野では、京都大学の「平成28年度ワイルド&ワイズ共学教育受入れプログラム事業」を活用して「アセアンエネルギー若手研究者短期インターンシッププログラム」をJASTIPの活動と連動して行っています。タイのキングモンクット工科大学ラートクラバン校、キングモンクット大学トンブリ校、チュラロンコーン大学から合計10名の学生を40日間インターンシップで受けれていてます。
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日時:2016年2月29日(月)
場所:NSTDA Science Park
内容:概要
ASEANと日本の研究者に、JASTIP事業の紹介と共同研究を開始するため、キックオフ・ワークショップを開催します。...